裏庭
昨日出てきた梨木香歩、
私の大好きな作家です。
その中でも『裏庭』はスバラシイ本です。
日本のファンタジーもいいじゃないと改めて気付かせてくれた大切な本。
練り込まれたストーリーと巧妙に張られた伏線、
最後まで読むとあぁなるほど、と全てに結びがついてきて感動します。
こういう日本のもので、一冊で完結していて
上質なファンタジーというものに巡り会いたいと常に思っているのですがなかなか叶わず。
もうこどもの世界にいないせいか、知るチャンスというのがそもそも減っているんだろうなぁ、
残念。
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 1996/11
- メディア: 単行本
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