よるのとびらをひらく方法

兄(Dancer) + 妹(Designer) のブログです。

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飲食店の接客は

料理をテーブルに置く

その手から伝わる

(フライトアテンダントに

手ぞえという考えもあるそうだ)

ガタンと置こうが

鶏肉とポルチーニ茸のクリームパスタを

キノコのパスタでーすと置こうが

そおんなに手

長くないです

ってくらい遠くに置かれようが

味そのものは変わらない

けれど

けれど

そこは演出だ

できたてを伝えるのは

何も料理そのものの温度だけではない

パントマイムの要素でもあるが

料理を運ぶ歩き方

仕草

表情

熱いものは熱そうにそうっと

サラダやカルパッチョは爽やかにきびきびと

生ビールは勢いよく

自分が料理そのものになったかのように運ぶのだ

運ぶ人によって味が違う

そうでなきゃ

バイトだろうが社員だろうが

チーフだろうが

きみがそこにいる必要はないさ

なんてぶつくさ言いながら外食したましたとさ

美味しかったけどね

料理はその周りの空気とともに食べているんだ

って

吾郎さんも言ってたよ