2013-05-15 銀の炎の国 兄 仕事部屋 神沢利子先生の名作 ある日 壁の剥製の鹿が 飛び出して来る 僕は 物語を 現実と思えるような環境で育ってきたし 多分今も その境界線をあえて曖昧にして生きている 壁の剥製の鹿は きっと壁の中に胴体を隠しているし タンスの先の世界には雪が降っていて 外灯がポツンと点いている そう思って生きている それを画用紙の上に描いたり 踊りにして振り付けたり そうやって生活している それが 僕の現実