よるのとびらをひらく方法

兄(Dancer) + 妹(Designer) のブログです。

亀仙人

ARKSTAR
大海に船出した箱舟
5年が経ちました
有名キッズダンサーを多数輩出して
バトルやコンテストでは常に上位
TVやCMにも頻繁に顔を出し
順風満帆のように見えますが
この5年間
幾度も嵐に出会い
壮絶な嵐に出会い
難破しそうになり
時に沈没しそうになり
針路は日毎にふらふらと変わり
穏やかで安定した日なんか
殆どなかった
いつもいつもボロボロになりながら
講師たちは毎週火曜日に集まり
ああでもないこうでもないと議論し
失敗に失敗を重ね
何度もやり直し
その度に新たな問題にぶつかり
いつ沈んでしまってもおかしくない状態
そんなギリギリの航海でした
世間からどう見られているのかわからないけれど
決して恵まれた環境でなどない
スーパーキッズ集団というキャッチフレーズはついているけれど
スーパーキッズが集まった集団でなんかない
スーパーキッズを
育て生み出す集団
道のりは険しかった
それでもなんとかここまでやってこれたのは
好山文二郎
通称BUN君がいてくれたから
子供の成長に一喜一憂して
ともに泣き
笑い
そして厳しく叱る
憎まれ役も全部引き受けていた
彼の強引とも言える愛情と情熱があったからこそ
ARKSTARはなんとか航海を続けて来られたのだ
そんなBUN君が
家庭の事情で福岡に帰ることになる
5年間のお礼の気持ちを込めて
MAYAKA主導のもと
1期生から13期生までの生徒と全講師陣で
愛情溢れるサプライズ
BUN君は声を詰まらせながらこう言った
「辛い時期は何度も何度もあった
それでも今日まで続けてこれたのは
君たちの笑顔があったからだ」
BUN君ありがとう
長いですが
是非ご覧下さい