わたしが初めて吉祥寺という街に来たのは18のとき。
駅から出て、目印は不二家のペコちゃんを曲がったところ、
赤い看板が目印だよ、
って兄に言われてたどり着いた場所、
それがハモニカキッチンだった。
そのときのハモニカキッチンはおしゃれなカフェで、
かっこいいスタッフがたくさんいて、
さすがに東京だなーと思ったことを覚えている。
夜の10時過ぎだった。
駅前は暗くて、
ハモニカキッチンの灯りがとてもあたたかく見えたのを覚えている。
吉祥寺に住んでもう10年以上経つけれど
スタート地点にあるこのお店は今でも大切な場所です。