関東バス
今回のテーマは関東バスと吉祥寺のお店
ふと日韓ワールドカップの時を思い出した
当時僕はハモニカキッチンで働いていて
カフェ内には電器屋の強みで数日前に大型TVが設置されていた
今でこそワールドカップをバーやカフェで観戦は当たり前だけれど
当時は薄型のTVもそこまで普及しておらず
少なくとも吉祥寺では
カフェに大型の薄型TVが導入されて
みんなでそれを観る
っていうのはなかなか新しかった
みんなわくわくしていた
韓国と日本もそんなに仲悪くなかったしね
で
横丁中の人
吉祥寺中のサッカー好きが集まっているんじゃないか
って中
見事日本は勝った
勝った瞬間
店にいたみんなが
あれよあれよと
駅のロータリーに走って行った
そこにHUBとパルコの横のパチンコ屋さんの街頭のTVで観ていた人などが加わり
駅前はとんでもない状態に
最近ではニュースなどでもよく見られる光景だから
そんなに珍しくはないだろうけど
多分吉祥寺ではあんな光景は初めてだった
バス停の屋根の上に人がいる
街灯に人が登っている
普段はバスしか通らない道には
祭りのように人が溢れている
そこにバスがやって来たんだ
今ではとても信じられないけど
まるでインドの電車のように
車体の横や後ろに何人も人をくっつけながら
人で溢れる道を進んでゆく
吉祥寺
関東バスがよいな〜
って思ったのはそのとき
バスの運転手さんが
クラクションを
パッパパパッパンパー♪
と陽気に鳴らしながら進んで行ったんだ
怒るでもなく
止まるでもなく
側面に人をたくさんくっつけながら
陽気にホーンを鳴らして進む
日韓ワールドカップの
最高にしあわせな記憶