おはなしおはなし
やあとカバしばらく間を置いてやあとナマケモノのんきなふたりのことこのあと何かぎおきることもなくカバはゆっくり川を渡って草をつまみナマケモノはその上であいも変わらずミートボールをむしゃむしゃやり続けたそうですおしまいおしまい
やっとのことでふりむいたカバが何を見たかって...?
カバはゆっくりと首を回したかったけれど回し切れなかったのでさらにゆっくりと目玉を移動させ声の聞こえたほうを見ました
ホールインワン!穴の中でコロコロ動き回るミートボールそう当然出ますよねくしゃみ特大のやつえぇっくしょぉおお〜いっ‼︎
ふわふわと流れる風船 くしゃくしゃになったビニールシート そして ふたつの穴に向かって漂うミートボール... しゅぼっ!
カバは水に潜りますでもそうはなだけは水面に出して呼吸をしています水面に出たはなそしてはなのあなそしてミートボールそしてナマケモノのはなの下をくすぐるように通過したトンボさてどうなるかな?
いやいやそれはもう大変な騒ぎでしたよ ぶつかったり 抱き合ったり 飛び込んだり 飛び立ったり ただ、ナマケモノだけは相変わらずの〜んびり な〜んにも考えずにミートボールをもぐもぐ。。
残されたものたちは大慌て犬かきなのか猿かきなのかピグミーマーモットかきなのかわからないそれぞれの泳ぎかたで大脱出このとき水泳界にいくつかの新しい泳法が生まれたそうです
マーモットカップルがキャーイ! と叫んで水に落ちた声をいち早く聞きつけたのが トンビ。 そこはクールなもんですから なんにも言わずにさっと飛びたちましたよ。 さっと飛び立って マーモットカップルをささーっとつかみあげ 対岸の草地にポーイッと投げて…
ジャワ大コウモリの逆さまの頭とナマケモノの背中に水がとどいたのは同じタイミングだったピチャピチャ?
ジャワ大コウモリの逆さまの頭とナマケモノの背中に水がとどいたのは同じタイミングだったピチャピチャ?
「いやーん怖ーい」 「大丈夫だよ、僕が支えてるから〜」 「えーほんとにー?」 きゃっきゃしながら登ってたマーモットカップル 「いやーん髪飾りが落ちたー」 「ほんとに?え、いつ?どこどこ?」 「今よ今ーぽちゃんって。」 「え、ぽちゃん?」 「「。。…
おにぎりがころころ転がってぽちゃんといったぽちゃん?みんなが顔を見合わせた
最初に気づいたのが誰だったかって? それはね、 左前足になわばしごをかけて まさに登ろうとしていたマーモットのカップル なんで登ろうとしたかって? そりゃぁちょうちょが見えたからだよ きれいなきれいなちょうちょでね ふたりで上でゆっくり見よう、な…
みんなが上を向いてちょうちょを見つめていたちょうどそのときみんなの足元に水が到達しましたそうカバがとうとう川の中に潜っていったのです
風に乗って 色とりどりのちょうちょが やってきます ふっと 時が止まったように みんながちょうちょをみつめました
で上ではクマの話ゾウは上手に絵を描ける美味しそうなリンゴ活き活きと泳ぐ鮭湯気のたつイカのプルピートス‼︎だけどもクマはもっと凄いクマはその絵の描かれた紙をむしゃむしゃやるとジューシーなリンゴもピチピチした鮭もイカのプルピートスも本物と同じよ…
ゆっくり ゆっくり 進んでいきます
カバは少しずつ川の中に相変わらず見えているのは対岸の美味しそうな草お腹が水についたけどまだ本人川に入っている自覚なし
うまく描けたの? ひまわりの影からこねこが聞く それがね 地面にひとふで描いたら アリの巣に大当たり ごちそうに夢中になっちゃって 絵のことなんてすっかり忘れちゃった。。。 なーんだぁ〜 それなら友達のこぐまくんの方がすごいことできるよ!
ジャワオオコウモリが突然話しだしたそう言えば知ってるかいアリクイの話ゾウがはなで上手に絵を描くってきいて真似したらしいんだそれなら俺様にも出来るだろうって
上のみんなはどうでしょう わいわいしてます 都会のビアホールみたいににぎやかです もちろんみんなカバの前足が水の中に踏み入れたことなんて ぜーんぜん知りません 宙に浮くミートボールをキャッチしたり お花に水をあげたり のんびりお昼寝したり 居心地…
カバはいま足湯位まで入水中本人も自分の足が水に浸かっていることなんざちっともお気づきでないカバの足の感覚ってそんなものそうじゃなきゃ荒れた大地を悠々と踏みしめてなんて歩いては行けない目視であ川だなと気付いたのもだいぶ前の話ゆっくり歩いてい…
ふんふん♪
そんな騒ぎをよそにカバは進むゆっくりとカバのつま先が広ーい川の水に入っていったことまだみんなは知らない
花いっぱいになぁれ種をまくこぐま苗を植えるこねこ「ぼく、ブルーベリーが食べたいな」「ぼく、ちょうちょが見たいな」
その後ろではピグミーマーモットの家族が顔を寄せ合い話し合っていた「スロー」な「ロリス」だろなるほどゆっくり動いているものないいえ「スローロ」という「リス」ですよたしかにリスと言われたらリスな気もするいやいや意外と「スロ」「ひとくちリス」か…
アヒルたちの会話を聞いていたワオキツネザル、こっそり自分のしましまTシャツのすそをひっぱりました。ふと隣を見るとカワウソのおばあさんもご自慢のスカーフを不安そうにつまんでいます。「すてきなスカーフですね」キツネザルは言いました。「すてきなし…
あひるは歌うけれどそれは実際のところ単なる会話だったこんな具合「じゃあ何かい?例え全く似合ってなくても服屋の店員さんは必ずお客様よくお似合いですよと言わなきゃならないのかい」「そらそうさ時にはその白は日焼けたお肌によく映えますよとかうわあ…
歌いながら 列をなして アヒルたちがやってきた ********************** 先週末は台風を気にしつつも 諏訪のお泊まり会に行っていました 東京は豪雨だったみたいですね