よるのとびらをひらく方法

兄(Dancer) + 妹(Designer) のブログです。

しかのおしり

f:id:yorunico:20091108234406j:image

最近まで

はてしない物語

を読んでいました

ずうっと借りっぱなしだったのですが

なかなか読む気になれず

なにせハードカバーの分厚いずしんとした重厚なたたずまい

タイトルも「はてしない物語」ときたら

なかなか最初の一ページを開く気になれませんでした

ところが一週間ほど前

読み始めたらもう

おもしろいのなんの

いやあ

いるもんですね

みえるひと

ミヒャエルエンデ

「モモ」が有名ですが

このひと

みえるひと

です

頭の中で考えて、ストーリーを作っているのでなく

実際に登場人物が、景色が、色が

みえているひと

考えたお話でなくて

彼の身には

実際にその物語がおきている

宮沢賢治も同じタイプだと思いますし

先日話題に出ていた

「床下の小人たち」もそう

ファンタジーだけど

ノンフィクション

つたわるかなあ

素敵なお話でした

こじつけかもしれませんが

本には

読むべきときがある

我が家で静かに眠っていた「はてしない物語

きっと今が読むべきときだったのでしょう

僕の中にすっと収まりました

待っていてくれて

ありがとう

明日のお部屋は

山育ちの僕でも唯一苦手な

むかでさん