Stereographic
お気に入りの洋書。アート本?というのかな。
『ノルウェイの森』が映画化されたのを期に、読み直してみた。
やっぱりいいなぁと思いつつも、
高校生で初めて読んだときのあの心の揺れはもう訪れなかった。
本て不思議なもので、どんなにいい本でも
自分の時期じゃないときに読んでしまうと心に響かないのよね。
おおまかなストーリーは覚えていたけど、細部はほとんど忘れてしまっていたので、
「どれくらい好き?」「春の熊くらい好きだよ」
なんて会話は今読んでも新鮮に感動。
村上春樹特有の言い回し、あの雰囲気独特で好きです。
現実にワタナベ君がいたらモテるのかなぁ、私は結構好きだけど。
最後に一言。
『ノルウェイの森』はハタチ前に読むベキ。
あとついでにもう一言。
映画は見ない。
自分の中のノルウェイの森を失うことを考えると見る勇気が出ないのね。