よるのとびらをひらく方法

兄(Dancer) + 妹(Designer) のブログです。

たまご

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星新一の『ブランコのむこうで』を読んでいる。

夢のおはなし。
その中で病気の男の子が夢に王国を作ってる話がある。
ピンクの象とか空飛ぶ金魚とか出てきて、
その夢の王国で男の子は思う存分外で遊ぶんだ。
それを読んでてそういえばわたしもそうだったなぁと思い出した。
子どもの頃病弱でしょっちゅう寝込んでたんだけど、
おうちとか保健室の窓から空を眺めては雲になって世界中を旅してた。
そういう小説も書いた。
たぶん12歳ごろだったかなぁ。
雲になればどこにでも行けた。
そんなことを思い出した。

 

ブランコのむこうで (新潮文庫)

ブランコのむこうで (新潮文庫)