キャンドル
昨日兄が『赤い蝋燭と人魚』と書いていましたが
あの頃の童話というのは哀愁があって実にいいものです。
小川未明は母が好きで
子供の頃からよく話を聞きました。
哀愁のある童話といえば、
この間エロシェンコ童話集を読んでいたら
兄が
「なんていやらしいものを!」
と言っていました。笑
エロシェンコはロシアの盲目の詩人、童話作家、教育者。
私がエロシェンコを知ったのは
私が好きな誰かが彼を好きだと書いていたからだと思うのだけど
それが誰だか忘れてしまいました。
彼は4歳で失明してしまったのですが
エスペラント(世界共通語)を使って世界中を旅したのです。
実に不思議な人生、
彼の生きてきた軌跡こそが詩であり、物語であるように感じます。
日本にもとってもなじみ深い人なんですよ。
その先奥深く・・・