よるのとびらをひらく方法

兄(Dancer) + 妹(Designer) のブログです。

キャンドル

昨日兄が『赤い蝋燭と人魚』と書いていましたが

あの頃の童話というのは哀愁があって実にいいものです。

小川未明は母が好きで

子供の頃からよく話を聞きました。

哀愁のある童話といえば、

この間エロシェンコ童話集を読んでいたら

兄が

「なんていやらしいものを!」

と言っていました。笑

エロシェンコはロシアの盲目の詩人、童話作家、教育者。

私がエロシェンコを知ったのは

私が好きな誰かが彼を好きだと書いていたからだと思うのだけど

それが誰だか忘れてしまいました。

彼は4歳で失明してしまったのですが

エスペラント(世界共通語)を使って世界中を旅したのです。

実に不思議な人生、

彼の生きてきた軌跡こそが詩であり、物語であるように感じます。

日本にもとってもなじみ深い人なんですよ。

f:id:yorunico:20091017023144j:image

その先奥深く・・・