シマリス
最近読んだ本の中でもピカイチ。
高橋源一郎の『13日間で「名文」を書けるようになる方法』。
この本の中には名文を書くコツなんて一切載ってない。
載ってるのは世界を疑うことだけ。
いつも見てる世界、それ本当?ってことがいっぱい載っている。
とってもおもしろかった。
これを読んで思ったのだけど
私、メジャーにいたことないな。
常にマイナー目線。
一度マイノリティーの立場に立つと
世界は全部嘘っぱちで
例えメジャーになることがあってもマイナー視点から逃れることはない。
ていうのが私の持論なんだけど、どうだろう。
マイノリティーであることって
目が三つあるようなもので
見えるものが二倍三倍何百倍へと増えていくことなんだ。
それってなかなか貴重な体験だし
意外といいんじゃないの、って思えたのはまぁここ数年のことなんだけどね。
この本を見たらまた世界が何千倍へと広がっていった。
- 作者: 高橋源一郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/09/04
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 197回
- この商品を含むブログ (60件) を見る