ちらり
今日は念願の、
ずっとずっと楽しみにしていた、
去年行こうとしたらチケット完売、
今年は一緒に行ける友だちもいなくなって
もう行けないだろうなと思っていたのに。
まさかの出会いがありました。
ほんとにまさかまさかで、
カフェで能楽師の方と知り合い、
ご縁が重なり招待していただけることになりました。
今年は様々な出会いがあるけれど、
その中でもこれは特別。
私たち兄妹の名字は冨樫というのですが、
能の世界ではこの名前はなかなか特別な意味をもつのです。
分かる人には分かるかな。
ご先祖様に感謝です。
そんなわけで行って来た御苑、森の薪能。
新宿のど真ん中とは思えない静寂と闇の中ともされる松明。
今回のテーマは鬼尽くし。
おもしろすぎる。
狂言『清水』と『紅葉狩』。
狂言はほんとにおもしろい。
言葉も難しくないし、笑いが絶えない。
能は言葉が難しいし、なかなかとっつきにくいけど、
でもやっぱり美しいし、特別なものを感じる。
いつもの『紅葉狩』だと鬼は1人しか出て来ないのですが、
今日は特別バージョン。なんと6人出てきます。圧巻!!
闇と燃える松明、お囃子、真っ赤に染まる髪、はんにゃの面。
まばたきを忘れるぐらい素晴らしい時間でした。